ここ三日間ほど真夏日が続きました。
いい加減、皮ジャンを着るのを止めました。
パンクス失格です。ハリです。もともとさっぱりパンクスじゃないけど。
しかしすっかり夏な気温だった。
バイトしながらぼんやりと職場の隣の公園を眺めていたら、
首にタオルを巻いた麦わら帽子のおっさんのアイスキャンディー売りが自転車でやってきていて、
カランカランと鐘を鳴らしているのが見えた。
それを見ていたらなんというか夏が来るのがとても嬉しくなった。
暑くなるとブツクサ文句を言う人も多いが、おいらは夏が来るのがワクワクしている。
寒いのはキライだが、暑いのは結構好きなのだ。
寒さに対しては古来から炭などの燃料による暖房が存在したが、
電気冷房などの暑さに対する決定打的な対抗策ができたのは近年なわけで、
もともと人間は暑さに対してはある程度耐えてきたはず。
もっと言えば、暑さをしのぐ方法、あるいは暑さを受けいれる、
さらに突っ込んで言えば暑さを楽しむ方法はずっと試行錯誤されてきていた。
つまり暑さが楽しめないという人は、思考が停止しているか、クーラーに頼り過ぎていると思う。
暑いのは仕方ないのだから、それを楽しめるようでないと。
せっかくの長い夏、勿体ないなぁ(冷凍庫で冷やしたズブロッカをグビリ)
夏には夏のたのしみかたがある。
そういえばまだガンオタ探偵T先輩が学生だった頃、よく先輩の家に泊まりに行っていたんだけど、
先輩んちのクーラーはヘビースモークのせいでその機能を失っており、
冬は極寒で夏は灼熱の部屋だった。
夏はそんな部屋で午後のうだるような暑さまでねくさって、起き上がってからは
二人で「このままココにいると死ねる」と意見を一致させて、金もないので散歩にでて、
結構歩いた先の、元華族の邸宅跡とかいう庭園に入場料100円程度を払って入り、
よく手入れされた木々の下で涼んだりしてた。
その庭園には「枯れ滝」というのがあった。
滝と小川のカタチはしているのだけど水は一切流れてなくて、
代わりに石や砂利が敷きつめられて、水の流れが表現されている。
いわゆる枯山水。簡単に言うとフェイクの滝。
おいらたちはこれが好きで、ホントに水が流れていたら、そんなところには座れない川の真ん中に
どでんと腰を下ろして、木々を抜ける風を受けたり蝉時雨聴いたりして涼んだ。
で、いい加減汗が溜まってきたら、そこからまた歩いて、寂れた駅前の小さな中華屋に入る。
テーブルが四つ程度で、冷房なんかは勿論なくて、表通りの扉は全開にしてある。
そんなお店で冷し中華を頼んで、瓶ビールを呑みながら、興味もない甲子園中継を見る。
突き出しはキュウリの浅漬け。自家製るうまくもなく、まずくもない。
よくみるとテレビの横には扇風機があったけど、役になんか立ってない。
厨房から大汗かいたおやっさんが、冷し中華を持ってくる。
冷し中華は金糸玉子とキュウリ以外はさっぱり具財のない殺風景な色合いだったが美味しかった。
で、夕暮れ過ぎに先輩んち近くの甘味所でフラッペでないかき氷を食べて別れる。
そんな夏の過ごしかたをしていた。
涼しいといってもどこにも冷房なんてなくて、涼しい気がするようなところを縫って歩いた感じだ。
しかしこれが暑さを楽しむっていうやつだろう。
暑さを楽しんでいた夏の風景を思い出して、
「今年もなるんだったらとびっきり暑い夏がいいなあ」などと思っている間に
アイスキャンデー屋は去っていった。
おし、明日は昼間暇だし、とびっきり暑かったら、久しぶりにあの中華屋に行こう。
あるいはちょっと遠出して、浅草観音温泉にいってさっぱりしてから、
駒形橋まで歩いて、どぜう屋の桟敷席にあぐらかいて、キリっと冷えた日本酒で
うざくとかお化け(さらし鯨)を食べてから、どぜう鍋を汗かきながら食おう。
そんな計画を立てていたのに、
今日はぐっと温度が落ちて、しかも雨でやんの。
そういやすっかり夏日なんで浮かれてたけど、まだ梅雨前なんだよな。
梅雨なんかすっとばしていい。空梅雨で、夏になって水不足になって、
プールとかが中止されて、「今年はホントに暑いなあ」なんて古い団扇バタバタさせていうくらい、
それくらい暑い夏が早く来るといいなぁ。
と、思いつつ、缶ビールのプルトップをプシュッ。
たまには二日続けて更新してみる。気まぐれ日記です。
なんか最近、お酒の話ばかり書いてる酔どれ日記だけど悪しからず。
学校が早く終わったので、クラスメイトと呑みにでも行こうかなどと話していた9時前。
大学時代の先輩たちからコールが。大学側の安モツ焼き屋で呑んでるから来いとのこと。
今からいっても閉店間際で大していれそうにないといったが、それでも来いという。
お開き間際にゆけば、まあ多分勘定はバックレられるだろうと考えたおいらは、
それなら行きますと答えて、クラスメイトにサヨナラ。只酒大好き。
んでもって残り30分くらいの時間に店に辿り着き、少量であるが只酒にありついた。
んー、時間もまだ少し余裕あるし、呑み足りないなぁと思っていたら、
同席していた同級生が「俺は今、金がある」と言い出した。だいぶ酔っているよう。
この馬鹿は現在、留年中の4年生。確か西の方の出身で、実家が医者の末っ子のボンボン。
よく話を訊いてみると、今、下宿の家賃を二カ月滞納していて、困って親に泣きついたら、
生活費含めて30万送ってきたのだという。財布にギッシリ、福沢諭吉。
わーコイツ、駄目人間だー。よし諭してやらねばと思っていたところに、
後輩がその一枚を取り出すと、丸めてこっちに投げつける。
「これで呑みにいこう」
ええ、一瞬でおいらの目が盗人の目になりました。
よし、ついてくぞうと言って、いきつけのショットバーに連れ込む。
こんなときは安酒場なんかではいけない。お金を出すと美味しいものが呑めるところにいかねば。
いつもならばメニューとにらめっこして全体のペースを決めて注文する店なのだが。
ハリ「おい、君」
バーテン「何にいたしますか?」
ハリ「そだな、よく冷えたジンが呑みたいな。ストレートで」
バーテン「銘柄は何にいたしましょう?」
ハリ「冷えているのならば、なんでもかまわないよ。バーテンさんのオススメで選んでくれ」
バーテン「かしこまりました」
盗人の目のまま注文終わりっ!
いやー暑くなってきたらジンだよね!
ジンやウオッカのようなアルコール度の高い酒は冷凍庫にいれても凍らない。
ギンギンに冷えて、とろっした感じになって美味しい。
で、来たタンカレーをグビリ。うまーい。
そういや一度だけ山猫太郎と入った牛タン屋で呑んだハナタレもこんなだったなぁ。
ハナタレとは「初垂れ」と書く。
焼酎を蒸留するときに最初に出てくる部分のことで、焼酎本来のうまさと独特の風味を持っている。
量が少ないため、元々は蔵人だけの特権的な飲み物だったらしい。
これまたアルコール度が高いので冷凍庫でキンキンに冷やして呑む。
これが壁にはったメニューに載っていたのでめざとく頼んだのだ。
もちろん山猫太郎の奢りの時だった。
この時も盗人の目をしてましたワタクシ。
いやーこれが一口呑んだとき、お互いの会話が止まるくらい旨かった。
あとはもう盗人の目のままイッパイ呑みました。
そんなわけで後輩の財布をあてにして、ジンをストレートぐびぐび。
後輩はもう結構まわっているらしく、バーボンをちびちび舐めてました。
静かなバーには低く、ビートルズが流れてた。
ビートルズは高校生の頃、死ぬほど聴いたなぁ。好きだったなぁ。
などと年齢のさっぱりあわない思い出を語る。
久しぶりに聴いてしまうと、それを聴いていたころのことを思い出すのが音楽。
それがきっかけになって、高校時代、どんな曲を聴いていたか、
どんな本を読んで、どんなことを考えていたか。
西国の医者の末っ子に生まれて鬱屈した青春を送った後輩とそんなことを語り合って、
よく冷えたジンをだらだらと呑み続けました。
盗人の目のまま。
只酒大好き。
夕方になって雨が上がったので図書館まで自転車を飛ばした。
日曜日の図書館は5時に閉まるので長居ができない。
借りたい本だけさっとピックアップして、図書館を出た。
さて雨上がりの夕暮れ。
日が落ちるまで時間はまだあるし、少しサイクリングでもしようかと、
そのまま適当に走り出し、ついたところは下町・町屋。
なんかお祭りらしく、大通りを大きな神輿が練り歩いていた。
下町らしく激しい動きの神輿だ。掛け声も威勢がいい。
担ぎ手も老若男女入り交じりで、テンションも高い。
この時期にお祭りやるのが東京の下町だなぁと思いながらしばらく眺めてた。
それにしてもみんな、普段の生活ならば顔あわすことも少なそうな年代の差を超えて楽しそう。
揃いの浴衣に捩り鉢巻、見守る人々も信用金庫の名前が入った揃いの団扇。
街角にできたテントの下には宴会の準備。
ホント、こういう町の人間はお祭り好きだ。
楽しそうで、部外者から見るとちょっとうらやましい。いいなあ参加してー。
そんなことを考えつつ、神輿の行列を避けて、適当な路地を進むと、
どうやらこの祭り、複数の自治体か氏子かの複合のものらしくて、
ほかの町内会の名前の入った法被の別の神輿に遭遇。
こっちも大騒ぎ。うひゃあ。
その後も、神輿をかわして別の道に入ると、他の団体の神輿に出会うというのを繰り返して、
気がついたら道に迷う。もうそこは絵に描いたような下町の風景。
鉢植えだらけの路地。これは東京には庭が少ないという事情が作る風景だ。
健康ランド化していない古い風呂屋。
21世紀だっていうのに駄菓子屋に群がる懐かしい顔の子供。
……知らん間にタイムスリップでもしたか。
そんな気になる雨上がりの夕方の町屋あたり。
適当に走って家に帰り着いた。
猫が死んだという話を訊いて、「ウチの猫の子供できたらやるよ」とか言ってくれる人が結構いる。
気持ちは嬉しいけれども、「猫は縁」という思想を持っているので一応断っている。
つまり、どこかで飼ってやらなきゃいけなそうな猫に会った時が、次に猫を飼う時だと思っている。
その瞬間のために、自ら進んで猫を飼うつもりはない。
いつか出会う、自分を必要とする猫のために。
最近、大学時代の先輩がそんな出会いをした。ちなみに先輩は結婚してて「妻」の方。
散歩中にカラスに襲われて死にかけている子猫と出会うというまさに縁。
詳しいお話はコチラ→■大変だ!ネコ拾っちゃった!
初めて猫飼う貧乏(失礼)夫婦の面白くて感動的な日記です。
で、先日、この夫婦のお宅に遊びにゆく。
久しぶりに生まれて間もないホントに小さい猫をいじらせてもらって楽しむ。
うーむ。やっぱりこの頃が一番かわいいなぁ。
前の猫がウチに来たのもこれくらいだったなぁとなんとも懐かしい気分に。
というわけでトップ画が替えてみました。
ろび君、元気に育てよ!
あいかわらず昼間はわりと暇なハリです。
ろくでなしと呼ばれても なんの反論も ありゃしない(アーコリャコリャ)
昼間暇なので、借りたまま放置中の鈴木清順のビデオを観る。
大正三部作より陽炎座を観た。
なんか気が違ったように映画ばかり観ていた頃、清順はもうホントに好きで、
いや今も好きで、映画とか映像に興味持っててこれ観てないのはモグリか不勉強だと思う。
へんなカメラワーク、カット割り、そして奇抜な色彩。
実験的と呼ぶには高い完成度の審美性。まさに清順美学!
ヤバイ。超ヤバイ。ここまで刺激的な映像ってそうそうないぞ。
映像とはここまで自由なのだとおいらの教えてくれたのは清順だった。
というわけで6年ぶりぐらいに陽炎座を観る。
同じ大正ロマンシリーズのツィゴイネルワイゼンは観る機会が何度かあったのだが、
こいつは久しぶり。いやー興奮した。
前にも観ているはずなのに、すさまじいカメラワークに思わず「うめえええ」の声あげたり。
薄汚いキャラを演じている原田芳雄がとてもかっこいい。
ああいう汚なカッコイイ中年になりたいなぁ(願望)
ツィゴイネルワイゼンの原田芳雄なんてオイラの理想。
「狂ってますよ。とっくの昔に!」
鎌倉の切り通しで逆光に立って着流しのボロボロの着物で言い切る原田芳雄。
あああ。
などとうっとり清順美学の世界に浸りつつ観ていたら、なぜか目の前によく冷えたジンが。
うーむ。昼酒しながら好きな映画を観るのは最高やな。
と気がつくとよく冷えたジンが三杯空に。
ジンはアルコール度数が高いから冷凍庫で冷やして呑むのが最高だなぁ。
つーか俺、夕方から学校だろうがぁぁぁぁ。
と気がついたのは映画が終わってから。
清順の終わらせ方は毎回、人食ってて最高だ。
いや、じゃなくてこんな酔っぱらって勉強するのですか? 己は。俺は。
なんとか酔いを覚ました(つもり)で学校いきました。
で、学校が終わってからは友人に誘われて歌舞伎町でフリー麻雀。
ああもうなんか俺マジでろくでなし……。いいわけ無し。
え? 麻雀? 勝ったよ。あー行って良かったー。
この勝ち金はそのまま酒にっと。
なんか俺(略)いいわけ無用。
えー。
ついにF★Bが始動ですよ!
flash板の奇跡のOFF上映会が今年も開催です!
メンバー発表キター!
ていうか「えええええ!!」ってくらいメンツが凄いんですが。
正直、興奮してパニくりました。
あーもーこれは行くしかない!
当日会場でファミコン片手にニヤニヤしている奴を見かけたら声かけてください。
ひどく狼狽します。
問題はチケット取れるかどうかだけど……。